【通勤読書】48:ひまわりさん

<『ひまわりさん』 菅野マナミ>
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この本は、『良い子さんと不良先生』という短編集を友人から薦められて読みまして、その流れで出会いました。2016年9月22日現在で第6巻まで発売されており、明日23日に第7巻が発売なので復習も兼ねて読み直しました。ざっくり説明すると、本屋を舞台に店長と女子高生が心を通わせていく物語です。社会人×女子高生百合です。
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高校の前にある『ひまわり書房』には『ひまわりさん』と呼ばれる店長がいます。そんな彼女と運命的な出会いをした中学生の『まつり』は受験を経て、ひまわり書房の前にある高校に進学し、バイトの申し込みに向かったが・・・という感じで物語は進行します。このひまわりさん、実は二代目で、先代のひまわりさんもいるのですが、いろいろあって過去のシーンしか登場しません。先代が大好きだったひまわりさんは、働く場所、住む家、周囲の人々、そういった自分をとりまく環境のほとんどを変えませんでした。まるで、先代の輪郭をなぞるような彼女の毎日に飛び込んできたのが、まつりです。少しおっちょこちょいなところのあるまつりを保護しているつもりのひまわりさんが、まつりの柔らかい温かさに触れているうちに変化していくところが、とてもいい。まるで太陽を追いかけて咲く向日葵のようで、読んでいるこちらも幸せになれます。
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今後はひまわりさんが、もう会えない人への想いをどう消化していくのかが気になります。まつりとの出会いで消化というより、昇華していくといいなと。あと、ひまわりさんの名前が明かされていないので、そこも気になります。そして、彼女の名前が明かされる時は、一番初めにまつりが呼んでくれると嬉しいなと。そんなこんなで、最新刊のダウンロード楽しみにしています。すごくおススメです!
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(写真は著者撮影)
※今後は紙媒体ではなく、Kindleで購入後、スマートフォンで読書することが増えたため、添付写真がこのスタイルになっております。ご了承ください。

Kindle作家と会社員の兼業。AmazonKindleにて小説発売中。通勤中の読書をテーマにのんびりと執筆していきます。

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