「あの人と話すとなぜかヘコむ」これは学習性無力感のせいかも?

  by ダイジョウ部  Tags :  

学習性無力感(がくしゅうせいむりょくかん)とは、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象である。

先日、学校帰りの中学生が誘拐をされ、2年間も監禁されていた事件が一応解決をしました。

そこで、多くの人が「なぜ、2年間逃げられなかったの?」という疑問を持ったことから、専門家から理由として「学習性無力感のせいだ」という結論に落ち着きました。

学習性無力感の恐ろしさ

人間や動物にとって「無力感」というのは、恐ろしいことです。

これは単に「無力」である以上に、自分を無力だと感じる「無力感」の方が恐ろしいものです。

生まれたばかりの赤ちゃんは確かに「無力」ですが、本人は何もできなくても「無力感」は感じません。

でも、いくら有能であったり成功者であっても、そんな自分に満足ができずに更に上ばかりを目指したり、顔を整形し続けたりされるような方は、実際は「無力」ではないけれど、「無力感」でいっぱいなのです。

マイケルジャクソンなどは世界中の人が知る素晴らしい方ですが、本人は「無力感」でいっぱいだったような気がします。

そう考えると本当の「無力」より、「無力感」を感じること・・つまり、「無力感」を感じさせるということは、より相手を弱くさせてコントロールしやすくなるのです。

学習性無力感が育成されるのは

こういった一方的なコントロールによって人を自分の思う通りにするという方法は、犯罪者だけがしているだけでなく、恋人関係でも家族の中でも行われている場合があります。

なぜか相手に振り回される。
○○と一緒に居ると自信がなくなる。

このように思いながらも、関係を継続している場合は、自然とこの「学習性無力感」を育成している可能性があります。

この中学生の場合は監禁によって「学習性無力感」が育成されたのかもしれませんが、恋人関係などは「好き」という気持ち、家族関係では「血のつながり」というしがらみ等がNOを言えなくさせてしまう間に、自分は一人で生きていけないといった「学習性無力感」が育っているかもしれません。

どう対応したら良いの?

コントロールされる
何かと否定をされる
自分らしく居られない

以上のように感じる相手であれば、今までの関係を見直す必要があるかもしれません。

いろいろな人間が地球上には居ますが、どんなカリスマや神などでも、個人の生き方や考え方を否定できる人など誰もいないと思うのです。

だからこそ、(自分の都合のために)それをやってしまう人は警戒するべきだと思うし、NOを言うべき相手だと思います。

でも、それ以前に心にトラウマがあったり、自尊心が少なくなっている場合は、このようにコントロールする人に逆に魅力を感じて近づいていく人もいます。そのような場合は、人間関係のトラブルに遭いやすいことになってしまいます。

これからは、「学習性無力感」を育成させる人を見極める目を持てるようになりたいですね。

自らの生きにくさの経験によって幼児期からの心の育て方の重要性を伝えるカウンセラー

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