確定申告RPG ~住友ビルディングの謎~

  by 小雨  Tags :  


確定申告、大事ですね。日本人は大人になったら年末調整か確定申告をして納税をしたり還付を受けたりしないと色々だめなことになります。しかし、書類仕事…めんどくさいですね。
死ぬほどめんどくさいです。
あーーー!!! 
めんどうくさい!!!!! 
もう敵!! 
確定申告なんて!!! 
嫌い!!!!
こんなに憎まれる税務処理…それは最早魔王じゃないでしょうか?
しかし、そのような魔王をやっつける館が都内に現出したというのです。
それは…住友ビル。そう、あの新宿住友ビルで確定申告書作成会が開催されていたので行ってきました。
申し送れました、私は勇者「こさめ」と申します。
先年ガジェット通信で25本ほどの記事を掲載して頂きました。
普段は派遣で働いているが、たまにガジェット通信リモートライターをしているので給与所得以外に雑収入がある状態…つまりまあ一言で言えば確定申告の必要のある勇者「こさめ」というわけなのです。レベルは5くらいです。
最初にお伝えしておきますがこちらの記事を読んでも確定申告の手順も得する方法も一切わかりません。
ただこんな感じだったよ! というレポートです!!!
税金のこととか、あのー、あれだ!!!!!
わかるわけがない!!!!
ラノベ風に言えば『俺に税務処理がわかるわけがない』です!!!!
わかったか!!!!!

落ち着きましょう

はい。
三月だというのに暴風の昼下がりを西武新宿駅から都庁方面に向かって歩いていました。
大江戸線都庁前駅が住友ビルの最寄り駅ですが、地下鉄で二駅や三駅なら歩ける距離。
しかし地図で見るより西新宿は建物のでかさが尋常でないので相当歩きます。
住友ビルはようやくその全貌をあらわしました。特に撮影はしていませんが。
時間的にギリだったので撮影はしていないし雨降っていたのです。
画像はありません。ごめんね!!!!!

ビルの入り口を抜けてエスカレーターを降りてマンモスでっかいエレベーターフロアの「6」ブロックへと進みます。なんだか重要なお仕事をしていそうなビジネスマンのるつぼみたいなビルですがとにかく勇者たちは粛々と「6」へ進みます。このビジネスマンたちのなかには初心者に道を教えてくれたり「やくそう」を渡してくれる親切なプレイヤーもいるのですが、たまに初心者殺しに命をかけるKPもいるので注意が必要です。慎重に進みます。
「6」は初心者の館なので、エレベーター待ちの人たちはすでに勇者仲間です。
エレベーターホール待ちの間もなんとなく穏やか。譲りあって待ちます。
さて、会場は47階です。47って…ビル全体で何階あるのか。
地上52階210mのビルの47ですから初心者の館としては高すぎるんじゃないか?
1階で登録して階を進めるにつれ敵のレベルも高くなっていき書類の記入もこなれていくのでは?
しかしこのエレベーターは一足飛びに勇者たちを運んで上昇しました。

いよいよだゾ☆

そしてたどり着いた作成会場。
到着した途端に、うわあと声が漏れました。
思った以上の行列です。

手前側の廊下に沿って進むと提出所と書類の配布所があります。
ここで、ふと私にまた勇者そのものの疑問が。
印鑑忘れたんだけど大丈夫だったかな?
普通持って来るよね?
持ってきてなかった!!!!
源泉徴収をひっつかんで駆け出した魂だったの!!!!!!!
不安でしたがそれもなんとなく大丈夫な気がして並び続けました。結論としては大丈夫でした。

門番―keeper―登場!!!!

いよいよ列を抜けて申告会場に入っていきます。
申告会場は早い話AからDに分けられていて、そのフロアのどこに導かれるかを決める係の人が立っています。
つまり門番―keeper―というわけです。(※実際には紺色を基調としたおとなしい服装の中年男性です)
このスマイルマークがkeeperの位置情報です。

ここではまずkeeperに確認をされます。
まずは『収入がどのような形態か』、そして『源泉徴収票を持っているか?』というこの問いかけです。
そして30秒以内に第一のkeeperの問いかけに答えられないと新宿住友ビルの4階にある朝日カルチャーセンターに無理やり連れて行かれてまったく受けたくもない分野のカルチャー講座を受ける刑に処せられます。第二の問いかけにやはり30秒以内に応じなければ地獄の獄卒がやってきて地下1階の住友不動産株式会社新宿営業センターで買うつもりのない不動産の説明を物腰柔らかな営業社員から説明いただく羽目になります。一切フィクションですのでご承知置き願います。
さてはて。
あとニ、三人でkeeperとのご対面という段になって先に立っている勇者が立ち往生しはじめました。
keeperが問いかけることに対して、その勇者はある料金を支払いに来たが源泉徴収票を持参していないということが判明したのです。
総員ツッコミを内心でいれる勇者たち。
誰もが耳を疑った瞬間でした。
おまえに勇者の資格はない…誰もがそう思ったことでしょう。
しかし勇者『こさめ』は笑えなかった。
印鑑が必要かどうかわからないレベルの勇者なので笑えなかった。
勇者とて皆が皆レベル99ではありません。
keeperは丁寧に説明を始めました。
しかし、なかなか伝わらない模様。
何度かの説明ののちに、勇者未満のその方は不承不承引き下がりました。
私の前にいた勇者に思わず問いかけるkeeper。「あの人わかってましたかね…」。
おい、不安がって勇者に確認するなよkeeper。
親切なご婦人勇者は「わかってないんじゃないでしょうか」と笑い気味に答えてその場は収まりました。
とはいえ、いよいよ自分の番なので、もうどっきどきです。確定申告怖い。まじで。
ぶるぶる震えながら身上を伝え書類を見せて自分はあちらですよね、と確認するとkeeperは頷きました。
それだけだった。
終ったーーー!!!!!
第一の関門突破。怖かった。よかったよかった!!!

あとは画像でも見てちょっと笑ってくれたら(文字数的に)

ここからが長かったのですが記事的にもう文字数がやばいので後は画像でお送りします。
申告の種別はABCDにわかれており自らの属するフロアへ進みます。

ちなみにバンパイアハンターだけが申告会場Dへ進みます。

これは初心者には扱いが難しいモンスターを倒す会場で最終的には新宿住友ビル51階のホームメイドクッキング教室でクッキーを焼かなければ申告が終えられない難易度の高いコースです。バンパイアハンターともなればそれくらいできて当然ですがすいませんフィクションです本当にすいませんでした。盛り上がりが冒頭のところしかないと感じられるかもしれませんが、文字数的にこのへんが限度なんですよ!!!!!!!

そしてこちらが個人的にツボに入った書類フロアの模様です。重々しい生活感のある語句とカジュアルな『セット』という単語のミスマッチな組み合わせがマストバイ。

まとめるよ!!

他にも色々あったんですよ。「だいたい終った」というおばちゃん勇者に「世の中にだいたいはないから」とやんわり返すkeeperとか。
本当にどのkeeperも物腰が柔らか。恐らく様々な想像を超える勇者たちに遭遇してきたからでしょう。
そして申告会場にいる勇者たちは皆仲間意識があるのか押し合ったりへし合ったりせず、気付いていない人がいたらあそこのファイルを取るみたいですよ、などと教えあうやさしい世界。
結論から言うと速やかに終りました。一時間くらい。
自宅でやれば多分もっと早かったと思います。
次からは自宅でやることにします。
本当は外出大嫌い。お外出たくない。
それから職業欄があったので、自分はどう入れたらいいのか係の人に尋ねたところ「お気持ちに近いほうで」といわれました。
あっ、決まりがあるんじゃないんだ…収入がいいほうでないとダメとかないんだ? と知って安心しました。
もちろん本業ではないですがライターといれました。
屋号も入力するところがあったので、せっかくだから『こさめ』といれておきました。
なんだか公式文書に『こさめ』なんて携帯小説の作家のペンネームみたいなものを入力するの恥ずかしぃよぉ…でもちょっと誇らしぃ☆☆☆ 
基本的に確定申告はもっと早く、そしてできれば自宅で済ませるのがエクセレントですよ。
むしろこの記事を参考にしたらだめだぞ!!!!!!
来年も確定申告はやってくる。勇者たちに幸あれ。

小雨

百合と猫と漫画を好むwebライターです。 blog:百合は花の名 花の名は君 http://krkawwa.hatenablog.com/

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