スマホと一緒に世界を走ろう!

  by さいば☆しん  Tags :  

*漫画と本文は完全には連動しておりません。

 

既に私にとって“外部脳”となったスマホは、

どこに行くにも欠かせない手放せない存在なんですな。

海外でも、通話、メールやWeb閲覧、そしてローミングは

当然の事なのですが、最近、やっている事は、

“スマホと一緒にジョギング”・・・なんですぞ。

出張やプライベートで海外に行った際、

前者は業務に支障のない時、後者はワル嫁の怒りに触れない時に、

機会を見つけては、なるべく走る様にしているのですが、

そんな時も愛用のiPhoneと一緒なんですな。

勿論、音楽を聞きながらですが、iPhoneと『Nike+GPS』という

ランニングソフトを使うと、時間や距離、平均タイムだけではなく、

GPSで走った記録も地図上に残るのですな。

昨年、ベトナムに行った時は、早朝、田園地帯の懐かしい稲穂の匂いの中、

気持ちよく走ったのですが、

なんと、途中で犬に吠えられ追いかけられるという、それは恐ろしい

体験をしたのですな。鋭い牙が私のお尻にあと数センチのスリル!

(その御陰で素晴らしいタイム?になりましたが・・)

そんなリアルな経験も記憶だけでなく、

「おっ、ここでワンワンにガブリ!寸前!」

・・・と、地図で思い出す事が出来るのですな。

 

同じベトナムでも、こちらは海岸沿いのリゾートですが、

ホテルの外へは車で移動する事が多いので、そのままだと、

なかなか気がつかない、知らないで終わってしまう

ローカルならではの発見があったりするのですな。

例えば、比較的に朝に走る事が多いのですが、

通勤・通学に向かう人々や、その為の早朝食堂の賑わいとか

普通では知る事のない情景も同じ目線で観る事が出来るので、

地元の生活を知る上で、それはそれは貴重な体験なんですな。

こんな調子で、今日はホテルを出て右に行ってみようとか・・・、

今日は、左に行ってみよう・・・とか、ジョグの向くまま気の向くまま。

勿論、これには治安や交通状況が良い事、天気が良い時など、

安全に走れる環境が整っている事が条件なんですな。

(怖いワンワンがいない事も・・ですぞ)

 

続いて、こちらは台湾の台北市を走った時の記録ですが、

走っていると、その“街の造り”や、看板やポスターからも

その国ならではの文化の香りを感じる事ができますぞ。

これは、『台湾名物?焼きそぼ』の看板。

こんな時には、iPhoneのカメラでパチリと出来ますから、

やはりスマホは“ジョグの友”ですな。

 

こんな調子で謎に出会う事もありますな。

この地図は、中国の上海を走った時の記録なんですが、

GPSが大きく“狂って”いるのですな。川沿いに沿って走ったはずが、

大きくコースが外れ、なんと、川の中でターンしておりますぞ。

まあ、元々、GPSは軍用目的で使い始めたので、わざと“誤差”を

出すとも聞いていますが、翌日、同じコースを走っても同じ様に

大きく狂っていたのですな。

他の国では無かった事ですし、帰国後、『十二社初詣ジョグ』を

したのですが、ここではピッタリ、トレース出来ていたので、

iPhoneが壊れていた訳ではないのですな。

きっとこれは中国人民軍が、正確な位置を記録できない様に、

妨害しているのでは?と勘ぐってしまいましたが、これもまた

スマホと一緒に走ってみないと分からなかった出来事ですな。

今では、この大きく狂ったジョグ地図は、いい思い出であり、

忘れられない記録、私の宝物になっておりますぞ。

「Running 上海コースは 乱ニング』

お粗末でしたぞ。