【穴場初詣】アナタの身近なパラダイス

  by 千徒馬丁  Tags :  

【ひっそりとした賣布神社】

兵庫県宝塚市にある知る人ぞ知るパワースポット賣布神社。
中山寺から清荒神清澄寺までの参拝道の途中に出てくる賣布神社は、ひっそりとし過ぎているためかスルーされる確率が高い。
宝塚市在住のひとですら「賣布神社ってどこにあるん?」と聞いてくる場合があるほどのマニアックな神社であるが、賣布神社には「初詣と言えば」的なメジャーな神社とはまた趣きの違った魅力があふれている。
たまにはこういった横道に逸れた初詣など、いかがだろうか。

賣布神社は社務所のひとをちっとも見かけないので、初詣の時くらいしか手に入れることが出来ないレア物があふれた神社なのだ。平日に参拝しようものならおみくじもお守りもないし、なんなら御手水のコックをひねるところも自分でやらねばならない。かように、正月が「行きどき」なんである。

【不織布和紙仕立ておみくじ】

おみくじの番号が書いた棒が出てきてそれを巫女サンに告げると手渡しでもらえるタイプのおみくじは、不織布のような和紙のようなふんわりした布とも紙とも言えないモノに印字されている。
だいたいこのタイプのおみくじは、印字面を内側にした二つ折りにして「よぅお参りでした」と渡され、その時点ではまだ大吉なのか凶なのかわからないドキドキ感を味わうものだが、賣布神社のそれはスッケスケなので見えている。

もらった瞬間に半吉とわかる、私のおみくじ。
このいろいろと不思議な感覚を年初めに味わうのも一興。

これは布だろうか紙だろうか…なんか…なんかおぼろげに触り覚えがあるような…。
そうだ!桐の箱に入った高級カステラに巻いてある、あの布のような紙のようなアイツだ!非日常感と懐かしさが複雑に絡まって喜べるとも喜べないともどっちつかずな感情に囚われる、それもまた一興。

今年の私は今が底なのだそうだ。
確かに、底かもしれない。
難病を引きずること3年、年末には仕事も辞めて収入もゼロ。
しかし、これが底であとは幸せが与えられるとはなんてラッキーな。
仕事もしていないのに2週間ほどゆっくりと湯治を兼ねて九州へ里帰りをし、次の職は3月から探せばよいことになっている、この今が底なんだそうだ。なんて私の底は浅いんだ、水深1センチ足らずか。靴すら濡れない、もちろんアップアップもしようがない。これで半吉なら大吉は一体どうなってしまうのだろう。幸せが過ぎて不幸になってしまいそうだ。

【初詣限定アメちゃん】


賣布神社では福飴授与ということでアメちゃんがもらえる。
金太郎飴の顔は女性の笑顔。お多福だろうか。
ピンク色のいちご味のアメで、毎年同じパーツで出来てはいるのだが、正月遊びの福笑いのように微妙に顔が違ってくる。
とんでもなくブサイクな年もあるのだ。

今年は、この笑顔。

ちなみに、去年の顔はこう。

それ以前が、こう。

今年の顔のいがみは尋常じゃないが、笑って見えるところがまた一驚。

※全画像筆者撮影

サルコイドーシス(以下:サル)を患うこと早3年目。そろそろ人間になっているかと思いきや直近の経過観察でもまだサル。しつこいぞ、サル。いつまでだ、サル。 プロフィールのイラストは、入院中の暇つぶしに院内をウロチョロしていた時に知り合った職業が元美少女エロ漫画家の山田課長が、サルの病名普及のためペペペーと描いてくれました。 そんなわけでね、今日はよかったら名前だけでもおぼえて帰ってくださいね、特定疾患治療研究事業対象疾患『サルコイドーシス』略してサル、難病です☆

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