C型肝炎の感染知らない人は100万人 早期治療で肝硬変の予防を

  by 松沢直樹  Tags :  

お正月太りが気になるこの時期。ついついハイカロリーなものを食べて、太り気味になったのが気になる……なんてことはないですか?

美容的な問題も心配ですが、30代以上の人ならもっと心配なのは、肝臓。肝臓に脂肪がたまり、脂肪肝から肝硬変へ移行するケースも珍しくないそうです。

もっとも、一色食べ過ぎたくらいでは、病気にはなりません。ただし、食生活の乱れは自分では気づきにくいもの。ついつい、ハイカロリーな食生活が続いていると、脂肪肝から肝硬変に移行することも珍しくありません。

困ったことに、肝臓の異変は自覚症状ができくいとされています。加えて、B型肝炎やC型肝炎のようなウイルス性肝炎に罹患していると、肝がんに発展することも珍しくありません。

肝炎ウイルスに罹患している方は、全国で100万人程度。昭和40年代から50年代のはじめは学校などの集団予防接種で、注射器を使いまわしたりしていた実態がありました。肝炎ウイルスは、発症までに数十年かかることも珍しくありませんから、年配の方の中には、今になって症状が出てくる方がいても珍しくありません。

このうち、B型ワクチンについては、確立された治療法がありますが、他の疾患について体に負担が少なく、治癒率が高い治療法がありません。
そのため、ウイルスの影響で肝炎が進行し、食欲の増減が起きたりすることも珍しくありません。

ウイルス性肝炎の患者さんは、疲れたら、休むのが基本です。ただし、いくら休んでも疲れが取れないという方は、注意が必要です。医師に相談して治療を受けながら、食事、睡眠時間について見直しを図るべきでしょうね。同時に、検査を受ければ、自分が肝炎ということがはっきりします。その中で無理がかからない生活サイクルを送りながら、治療を行えば、健康を回復できる可能性が高くなりやすいはずです。

※写真は足成 http://www.ashinari.com/2008/11/16-010315.php より

松沢直樹

福岡県北九州市出身。主な取材フィールドは、フード、医療、社会保障など。近著に「食費革命」「うちの職場は隠れブラックかも」(三五館)」近年は児童文学作品も上梓。連合ユニオン東京・委託労働者ユニオン執行副委員長