Facebookは、ローカル・ビジネス向けの地域SNSサイトを静かにテストしている。(1)

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 Facebookは、AngieのListやYelpに対抗した、地元のサービス・プロバイダのレビューやベストレートを参考にして見つけ、仕事を依頼することができる、ローカル・ビジネス向けの地域SNSサイトを静かにテストしている。2015年12月15日

 By Sarah Perez、TechCrunch

 Facebookは、AngieのListやYelpに対抗した、ローカル・ビジネス向けの地域SNSサイトを静かにテストしている。

 ユーザは、ローカル・ビジネス向けの、Facebook.com/servicesで、地元で評判が高い、ペンキ屋、水漏れ工事、庭師、車の修理工場、保育士、家庭教師、室内装飾家など)を、レビューやベストレートを参考にして見つけ、仕事を依頼することができる。

 AmazonやGoogleも、このような、家の顧客と地元のサービス・プロバイダを結ぶ、ローカル・ビジネス向けの地域SNSサイトやサービスの展開に取り組み、ローカル・サービス市場に参入している。

 既に、広く利用されている、このようなローカル・ビジネス向けの、ポピュラーな地域SNSサイトには、AngieのListやYelpがある。

 AmazonとGoogleは、家庭向けのローカル・サービス市場をターゲットにした、ホーム・サービスの提供を開始している。

 Amazonは、2015年3月に、Amazon.comに、全米規模の「ホーム・サービス」の提供を開始しており、Googleは、AdWordsを拡張して、「ホーム・サービス」の提供を開始している。

 Facebookは、ユーザが、さまざまなタイプのローカル・ビジネスのプロを、レビューやベストレートを参考にして見つけ、仕事を依頼できるようにした。

 Facebookの地域SNSサイト自体は、ビジネスのカテゴリや場所を指定できる、検索ボックスを持つ、シンプルなレイアウトである。

 Facebookは、ナビゲーションの下にある、「近場」機能を通して、モバイル・デバイスで、ローカル・ビジネスを見つける方法を提供するが、このサイトは、現在、デスクトップPCでしか利用できない。

 このサイトのプロのサービスのディレクトリには、80種類以上の職種が、リンクされているが、ユーザは、検索ボックスで、さらに細かく職種を探すこともできる。

 また、ユーザは、Yelpのように、例えば、レストラン、バー、ナイトクラブといった、キーワードで、お店を探したり、ホテルや観光施設のような、旅行に関係したビジネスを探したりすることもできる。

 このサイトから検索できる、ローカル・ビジネスの殆どは、Facebookページを持っているようだ。

 検索を実行した後に、ビジネス情報(説明文、電話番号、営業時間、場所、レーティング、レビューなど)は、ローカル・ビジネスのFacebookページから得られるデータを使用して提供される。

   (続く)

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