光空(コウクウ)

  by Saifa  Tags :  


~福岡天神地下街にて自写~

 今日の福岡は激しい雨に見舞われた。そんな中、人類がつくった第二の空は光り輝いていた。地底人・・・その昔、人はそんな空想を抱き、小説にも残した。雨音も、日の光も、波の音も、小川のせせらぎも、隔絶されたその空間では感じられない、その空間では自然の美しさとは乖離した人工的な美がある。無機質さは数学の公式に似た理系の美だ。有機は計算出来ない文系の美だ。ああ、雨が恋しい、私は木の心情を混凝土(コンクリート)の森のただ中で想像してみた。

 雨は未だ止まないが、雨音は聞こえない、空は甚だ明るいが、黒雲に覆われている、
ああ、私はあなた(ワタシ)の心が分からない、明日は見えない、明後日は聞こえない、
鏡は打ち破れない、また今日も私たちが作り出した二面性の詩を、私たちは詠い続けるのか。

元々コピーライター志望だっただけに短く分かりやすい文章を理想とする。 興味がある分野は時事問題や競馬、或いはスポーツ。