『第2回 萌えクィーンコンテスト決勝大会』に行ってきた

  by 森田飛助  Tags :  


去る2012年1月7日の土曜日、秋葉原UDXで開催された『第2回 萌えクィーンコンテスト決勝大会』にお邪魔してきた。「現在、秋葉原にはメイド喫茶をはじめとする萌え系のお店が100店舗以上あり、働いている女の子は2000人以上といわれております。その中からナンバーワンの萌え美少女を決定する…」と謳っている通り、2000人超えの中からネット投票で選ばれた13名による決勝大会。

司会進行の「髭男爵」さんの紹介によると出場者は、「あきばとっぷすいーと」から「らび」さん、「メイドさんの休日」から「綾小路姫子」さんと「星咲まむ」さん、「NyaNyaカフェ」から「姫花」さん、「HEART of HEARTs」から「桐原さあり」さん、「クィーンズコート」から「ゆに」さんと「優子」さん、「ダイヤの原石」から「松下優里」さんと「柊木りお」さん、「AJKリフレ」から「さくら」さん、「メイド喫茶学院フィーユ本校」から「音羽るい」さん、「アキバギルド」から「慶」さん、「ふらっとメイド」から「ちう」さんの計13名。2000分の13、つまり0.0065ということは100人にひとりという確率よりもさらに狭き門、153.846154人にひとりという美少女の祭典なのだ。約半年もの間、ネット投票で獲得した票数にさらに、本大会で獲得する票数を加算して萌えクィーンが選ばれる。

出場者は当日の来場者や審査員から票を得るため、ステージ上でパフォーマンスを行うのだ……と思ったのだが、どうやらパフォーマンスは票のためではないようだ。出場者自らが楽しむためだったり、純粋に来場者を楽しませるためであったりと、もちろん萌えクィーンに選ばれたいという気持ちはあるのだろうが、それ以上に大会に出場できたこと自体を楽しんでいるように見えた。

153人にひとりといえば、学年にひとりいるかいないかのレベルだ。もう大会に出場できるだけで充分なのかも知れない…と個人的には思った。そんな大会の合間には、アイドルミニライブが行われた。河崎実監督最新作「地球防衛ガールズP9」にも出演している「小桃音まい」さんをはじめ「風男塾」ほか7組のアイドルによるミニライブまで楽しむことができるこのイベント、5時間以上のイベントなのにも関わらず一般入場者はなんと無料なのだ!プレミアムシートの入場者も3000円と破格!7組のアイドルライブだけでも元が取れてしまいそうな価格設定に逆に少々不安になりつつもしっかり最後まで楽しんできた。

さて、気になる優勝者「萌えクィーン」に選ばれたのは「ふらっとメイド」の「ちう」さん。

獲得票数トップで予選通過だった「ちう」さんだけに、概ね予想通りの結果に。おめでとうございます! 優勝者にはCDデビュー権などが贈呈され祝杯ムードに。最後は優勝者を囲んでの撮影会、と盛りだくさんのイベント内容でした。5時間以上にわたるイベントを、さんざん楽しんだボクは帰る頃にはもうお腹ペコペコに。

個人的には「NyaNyaカフェ」の「姫花」さんがパフォーマンス中に掲げていたマニフェスト「私の手料理によるファン感謝祭」的なものを今すぐ開催して欲しい! と思うくらいお腹ペコペコでした。大きな会場での長時間のイベントなだけに、会場内に簡単なフードやドリンク、それこそメイド喫茶とかあってもいいのになーって思ったりしました。2000名以上の中から選ばれた女の子13名による給仕が受けられるメイド喫茶とかね。あ、ダメか。長蛇の列になりそうだ。

底辺イラストレータの森田飛助です。一芸記者なのに自分の一芸とは全然関係ない記事ばかり書いています。絵の仕事ください。切実です。

Twitter: tobisuke_morita