おへそのゴマは取るべき? 医師の7割は放置を推奨

  by 松沢直樹  Tags :  

水着のシーズンは終わりましたが、ファッションに関心が高い方は、おへそを気にされることも多いみたいですね。
たしかに、おへそにピアスを入れてるのに、ピアスの横からおへそのゴマが見えているなんていうのは、ちょっと……。

特に女性の方は美容の問題から、おへそのゴマをお手入れされる方も多いようです。でも、ほとんどのお医者さんは、積極的におへそのゴマを取ることを勧めていません。

医師によるアンケート(母数約3700件)のうち、73.7パーセントが、患者さんから除去してほしい要請があるか、炎症などの病変がなければ放置すると回答したことがわかっています。
ただし、おへそが細菌がたまりやすい場所であることは、医師の間でもよく知られています。それにもかかわらず、おへそのゴマを取ることを勧めないというドクターが多いのは、お手入れの際に、おへその皮膚を傷つけて炎症を起こし、腹痛や臍炎を起こす可能性が高いからなのだそうです。

ただし、おへそのゴマは、たまりすぎたりすると炎症を起こすこともありますし、破傷風菌などの悪質な病原菌が見つかった例も知られています。また、臍石とよばれる皮膚の角質が固まった石状のものがおへその皮膚に癒着するケースもあるそうです。
したがって、清潔かつ、皮膚を傷つけずに除去できるなら、定期的におへそのゴマは除去したほうがよいという意見が多数のようです。

ご自分でケアをする場合に注意したいのは、シャワーの際などに、爪を立てたりせずよく洗うこと。
また、大きなおへそのゴマは、第3類医薬品として薬局で販売されているオリーブ油などを清潔な綿棒で塗って、ふやかした後に、除去するのがベストのようです。
中には、おへそのゴマが皮膚に癒着している場合もあるそうです。こういった場合、無理に除去しようとすると皮膚を傷めてしまいます。こういった場合は無理をせず、病院を受診するのがベストのようですね。

※写真はイメージ 足成 http://www.ashinari.com/2009/07/21-024566.php

福岡県北九州市出身。主な取材フィールドは、フード、医療、社会保障など。近著に「食費革命」「うちの職場は隠れブラックかも」(三五館)」近年は児童文学作品も上梓。連合ユニオン東京・委託労働者ユニオン執行副委員長 

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