Sonyは、将来の仮想現実(VR)デバイスに、馴染みのある名前を付ける。

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 Sonyによると、将来提供する、仮想現実(VR)ヘッドセット、「Project Morpheus」の商品名を、馴染みのある、「PlayStation VR」に変えるという。 2015年9月15日

 By Sarah E. Needleman、WSJ

 Sonyのスポークスマンによると、将来提供する、仮想現実(VR)ヘッドセット、「Project Morpheus」の商品名を、馴染みのある、「PlayStation VR」という名前に変えるという。

 Sonyは、既に、Tokyo Game Showに先立つ、記者会見で、「PlayStation VR」という名前を正式に紹介している。

 Sonyのスポークスマンは、この仮想現実(VR)ヘッドセットを、いつ、どれぐらいの価格で発売するかのコメントは避けた。

 従来のPlayStationなどのゲーム機と同様に、仮想現実(VR)を体験できる、TVゲームや対話型コンテンツを揃えることは、仮想現実(VR)ヘッドセットを販売する上で、不可欠である。

 Sonyは、2015年初めに、この仮想現実(VR)用の、マルチプレーヤのシューティング・ゲーム、「Rings」や、宇宙ドッグ・ファイター・ゲーム、「Eve: Valkyrie」を含む、半ダースのタイトルを発表した。

 Sonyの役員Masayasu Ito氏は、ゲームの仮想世界で、物理的な世界を体験できる、同社の仮想現実(VR)ヘッドセットの商品名を、ゲーム・プレーヤに馴染みのある、PlayStation VRという名前にしたと、SonyのEuropean PlayStationブログに投稿した。

 Sonyは、PlayStation 4ゲーム機で使用する、モーションコントローラ、PlayStation Moveを使うことのできる、PlayStation VRを、2014年3月に、米国のゲーム開発者コンファレンスで、初めて紹介された。

 2015年6月に、Sonyは、2016年の前半に、PlayStation VRを出荷するが、より正確なタイムラインを提供しておらず、販売価格も発表していない。

 この仮想現実(VR)ヘッドセットは、FacebookのOculus RiftやHTCのViveを含む、いくつかのベンダの仮想現実(VR)ヘッドセットと競合する。

 Samsungは、Oculus技術を採用した、仮想現実(VR)ヘッドセットを、2015年後半に提供することを計画している。

 ユーザが、部屋を歩き回りながら、仮想経験を体験できるようにする、Viveの新版は、2015年の後半にリリースされることが期待される。

 2015年5月に、Facebookは、同社のVRヘッドセット、Oculus Riftを、2016年初めに、1500ドル未満の価格で発売する予定であるという。

 FacebookのVRヘッドセット、Oculus Riftは、ユーザが、仮想現実(VR)を、360度の天球ビデオをサポートする、ビデオ・アプリをスマートフォンで、楽しむことができるという。

 Sonyは、日本で、PS4ゲーム機の、10%以上割り引いた価格で、PlayStation VRを提供し、スマートフォンのゲーム市場と競争できるようにする。

 「PlayStation VRコンセプトの紹介ビデオ」

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