【セクマイエッセイ】百合嫁の日常17 『第二回 あの日見たマーガレットという花を僕達はまだ知らない』に行ってきました!

『第二回 あの日見たマーガレットという花を僕達はまだ知らない』に行ってきました!

『第二回 あの日見たマーガレットという花を僕達はまだ知らない』(ArcH公式より)
入場制限:MIX
GENRE:TALK/ALL GENRE
START:19:00
END:24:00
DOOR: 2000円/1ドリンク付き
GUEST: 石田仁
講師: マーガレット
MUSIC: Tomo Asahina
SHOW: オナン・スペルマーメイド
HOSTESS: サーシャ・B・サバンナ、 渦潮つば子

2015年8月31日、東京・新宿二丁目『ArcH』にて開催されたトークイベント『第二回 あの日見たマーガレットという花を僕達はまだ知らない』に行ってきました。
講師はドラァグ・クイーンのマーガレット。二回目のゲストは社会学博士・石田仁。

テーマは「ゲイの出会いの歴史と変遷~淫乱旅館から発展場~」。
2015年3月に刊行された『性欲の研究 東京のエロ地理編』(井上章一・三橋順子[編] 平凡社)の「いわゆる淫乱旅館について」(石田仁)をベースに、トークが行なわれました。
『性欲の研究』ファンの私としては行かねば! と思い、行ってきました新宿二丁目。
普段、ゲイナイトなどが行なわれている『ArcH』でトークショーってどういう形式でやるのだろうかと思っていたら、普通に丸椅子が置かれていました。ワクワクしながらオープン19時に入り、開催を待ちました。

二丁目で行なわれるマーガレットのイベント(テーマは男性同性愛の淫乱旅館)ということで最初、男性ゲイオンリーかな? と思っていたらMIX(女性もノンケも入れる)イベントで助かりました。

女性も「研究者仲間かな?」という人もいて超満員の箱はカオス状態。
そんな中でゲイの歴史に詳しいマーガレットと、研究者・石田仁のトークが始まります。

半分ぐらいは『性欲の研究』に書かれている石田の研究結果なのですが、その他、淫乱旅館の現地取材(なんと動画付き!)や詳しい地図が次々と発表されます。
そしてマーガレットの淫乱旅館トークも面白くて、私達女性セクシャルマイノリティーの知らない世界が繰り広げられます。

石田の研究で淫乱旅館を含むハッテン場がここのところ減っているとのこと。
警察のガサ入れを乗り越えてきた有料発展場ですが、無料出会い系アプリの攻勢に押されているようです。

淫乱旅館などは暗い場所で誰か分からない相手と出会います。ハッテン出来る映画館なども暗いですよね。
一方、出会い系アプリは顔や体重等のスペックを公開し、出会います。
この二種類は全然違うようです。
淫乱旅館ではマスク(プロレスラーが被るような)という、さらに隠す方向があるようで、石田は「これからはマスクが来る!」と力説していました。

最後のほうに無料ハッテン場である「公園と公権力の遍歴」をやっていたのですが、公園周辺で工事をやって明るいライトをつけるとか、夜の立ち入りを禁止するとか、そのような方法で公園ハッテン場は細かく潰されていったようです。

公園という無料のハッテン場も重要ですよね。

そんな『あのはな』第二回・淫乱旅館についてのトークイベント。
素晴らしかったです。

第三回『あのはな』(2015年9月30日)は「世界各地のホモ事情と日本のゲイ雑誌について」。ゲストがサムソン高橋と熊川プー助だそうです。
場所は同じく二丁目『ArcH』。
またまた面白そうなトークイベントになりそうですね。

■ イベント詳細(公式)
http://aliving.net/schedule_detail.php?date=2015-08-31 [リンク]

コミックエッセイ『ゆりにん レズビアンカップル妊活奮闘記』(ぶんか社 藤間紫苑 江川広実)、PCゲーム『人形の匣~愛のディテール』、ドリンク擬人化『伊藤君と円先輩』執筆。得意分野セクシャルマイノリティー。百合・BL。

ウェブサイト: http://www.fujimashion.com/

Twitter: fujima77