Facebook Mが、ソーソアル・ネットワークのSiriやGoogle Nowへの回答になる。

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 Facebookのデジタル・アシスタント、Facebook Mが、Facebook Messengerアプリに組み込まれる。 2015年8月26日

 By Nathan Olivarez-Giles、WSJ

 Facebookは、世界の最大のソーシアル・ネットワーク・サービス・プロバイダであり、写真を共有できるSNSサイトとしても、世界で最も人気があるサイトの1つである。

 しかし、Facebookは、Web検索、レストランの予約、あるいは、オンラインでの商品の購入といった、サービスを提供していない。

 この変化の試みの一貫として、Facebookは、同社のiOSとAndroid用のMessengerアプリに組み込まれる、デジタル・アシスタント、Facebook Mを構築した。

 このデジタル・アシスタント、Facebook Mは、AppleのSiri、Google Now、MicrosoftのCortana、および、AmazonのAlexaといった、デジタル・アシスタントと、直接、競合する。

 これらライバルのデジタル・アシスタントのように、Facebook Mは、「昨夜の野球の試合のスコアは?」、あるいは、「キリマンジェロの高さはどれぐらいか?」といった、ユーザの質問に答えることができる。

 Facebook MのMは、「Messenger」に由来し、アポイントをスケジュールしたり、備忘録を送ったりするために、使用され、Siri、Google Now、および、Cortanaといった、デジタル・アシスタントができる機能を持っている。

 しかし、Facebook Mは、いくつかの点で、ライバルのデジタル・アシスタントとは異なっている。

 Facebookによると、Facebook Mは、人工知能(AI)技術を使用していないが、蓄積された情報と顧客サポートの担当者を使用して、ユーザの質問に答えることができる、デジタル・アシスタントであるという。

 Facebook Mでは、ユーザが困ったときには、「M Trainers」と呼ばれる、従来のお客様相談窓口の担当者チームが、ユーザの質問に答える。

 ただし、Facebookは、「M Trainers」お客様相談窓口の担当者チームの規模について、言及していない。

 Facebook Mは、iOSのSir、AndroidのGoogle Now、Windows 10のCortanaといった、デジタル・アシスタントのように、モバイル・オペレーティング・システムには組み込まれず、Facebook Messengerアプリに組み込まれる。

 ユーザは、Facebook Mに、話しかけることはなく、テキストで、「M Trainers」お客様相談窓口の担当者チームに質問することができる。

 あるいは、ユーザは、録音されたオーディオ・クリップを、「M Trainers」お客様相談窓口の担当者チームに送ることができる。

 Facbook Mは、常に、テキストで応答し、音声では応答しない。

 Facebook Mは、ライバルのデジタル・アシスタントように、予測的な検索結果を提示することもない。

 Google NowやSiriやCortanaは、ユーザが頻繁に検索する情報を、尋ねる前に、提示してくれる。

 Marcus氏のFacebookの投稿で、「Facebook Mは、まだ、デジタル・アシスタントの揺籃期にある。」と述べた。

 Facebookは、Facebook Mを、Facebook Messengerアプリの7億万人のユーザのすべてに提供できるようにする意向であるという。

 Facebook Mは、Apple、Google、Microsoft、および、Amazonにより、現在、収集されている、大量のデータに追いつくための、Facebookによる試みでもある。

 ソフトウェアで、ユーザに、予測的な検索結果を提示するには、大量のデータが要求される。

 Google Nowは、ユーザの質問を理解し、適切な回答を提供するために、長い間蓄積された、大量のデータに対し、Google検索エンジンを使用して、問合せを実行している。

 SiriとCortanaは、MicrosoftのBing検索エンジンを使用し、人工知能(AI)を最適化するために、より多くのデータを収集する、マップや他のアプリケーションと統合される。

 Facebookは、ユーザが、Facebookに、検索クエリーをタイプ入力しないので、情報のデータバンクを持っていない。

 Facebookは、Graph Search、Social Graphアプリ、および、Timeline製品を含む、これまでの取り組みに、繰り返し、失敗してきており、デジタル・アシスタントの分野において、他のベンダとは異なったアプローチで、挑戦を開始した。

 「Facebook Mが、SiriやGoogle Newに対抗していることを紹介するビデオ」

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