読前読書録vol.15 ピエール・ルメートル「その女アレックス」

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 ”この衝撃と感動は、読んだ者同士でしか語れない”帯にはそうある。ああ、僕もそのクラブに入りたい。一時、各地の読書会に参加したことがある。かつては読書といえば大人の嗜みだったが、今や読書好きは完全なマイノリティである。ネット動画やゲームユーザーの方が圧倒的に多い。同好の士を見つけるにはひと苦労である。ということで、本読みたちが集まる読書会に臨んだわけである。ところが読書好きといっても、その温度感は様々だ。1日に1冊読む者もいれば、1週間に1冊なかには1ヵ月に1冊という者もいる。おまけに興味のある分野もまったく異なる。結果、そうした場でも読んだ本を共有することはほとんどできない。あるとすれば村上春樹などごく限られた国民的作家だけなのだ。でも本好きが語りたいのは、まさに自分が見つけ出した自分だけの作家だったりするわけで。ミステリはネタバレもあって、なおさら未読者は語れない。さあ僕もクラブ入りだ。

読後読書録はこちらで↓ http://tobelemonade.blog.so-net.ne.jp/ 読書馬鹿です。スポーツ馬鹿でもあります。 そんな私をどうかよろしく。