話題のスポット、東京スネークセンターに行ってきた。

  by 名古 孟大  Tags :  

 8月8日、原宿にオープンしたヘビカフェ「東京スネークセンター」に行ってきました。
 ケースに入ったヘビをテーブルで眺めながらお茶を飲んだり、ふれあいを楽しんだりすることのできるお店です。プレオープンの時に話題になり、本オープン後もたくさんのメディアに取り上げられているので、きっとおもしろいだろうと思って覗いてみました。なにより「ヘビオンリー」というところがなんとも野心的です。爬虫類ブロガーの端くれとしては、行ってみないわけにはいきません。
 お店は明治通り沿い、東京メトロの明治神宮前駅からすぐ近くにあります。JRの原宿駅からも歩いてすぐですから、アクセスは抜群です。

 入り口はこんな感じ。ビルの8階にあります。
 写真にも写っていますが、入店すると、たくさんの「ヘビアテンダント」たちが並べられているのが目に入ります。その中からお好みのヘビを選んで、テーブルに連れて行き、お茶の間付き合ってもらうのです。

ケースに入ったヘビアテンダント

 ただし、ケースから外に出すことはできません。アテンダントのヘビは、あくまで眺めるだけなので注意してください。
 なお、ヘビアテンダントは、途中でチェンジすることも可能です。写真のブラジルレインボーボア以外にも、ボールパイソンやコーンスネーク、バロンコダマヘビなど、豊富な種が待機していました。

 チャージ料は1000円で、1ドリンクがついてきます。おかわり、スイーツは別料金。

 フロアの壁や、カウンター席の上部には別にケージが並べられており、アテンダント以外に、それらの中にいるヘビたちの姿も堪能できます。フラッシュを焚かなければ、すべてのヘビを撮影可能です。

カウンター上にもヘビが並んでいる。

 ふれあいを楽しみたい方は、オーダーの時にそれを告げます。すると、順番でフロアの奥に設置されたソファに案内され、スタッフの方がケージから出してくれたヘビに触ることができます。VIP会員以外は別料金がかかってしまいますが、せっかくなので、触らせてもらってきました。

ヘビとのふれあいを楽しむ筆者。

 ストレスを抑えるためか途中でヘビは交代し、計2匹のヘビとスキンシップ。
 私は飼育経験があるのですっと持ってしまいましたが、はじめてヘビに触るという人には、スタッフの方が丁寧に抱き方を教えてくれるので安心です。
 日曜日ということもあって店内はなかなか賑わっていました。お客さんの中には、興味はあるが飼ったことがないという方や、興味本位で覗いてみた、という方もけっこういらっしゃるようでした。お一人さまの姿もちらほらと。初心者の方でも入りやすいお店ではないかと思います。
 お店にはジャパンスネークセンターで10年ほどヘビの診療に携わっていた獣医師の方が常駐していらっしゃり、飼育・健康相談にも応じてくださいます。ヘビを飼ってみたいという方や、飼っていて困ったことがある方は、来店した際に尋ねてみるといいかもしれません。

ヘビグッズも販売されている。

 店内は明るく、清潔感があり、居心地はなかなかです。ヘビに関心のある方、話のネタに変わったお店に行ってみたいという方、ぜひぜひ訪ねてみてください。

10匹のニシアフリカトカゲモドキと暮らす爬虫類キーパーです。爬虫類に関する情報を発信していきたいと思います。

ウェブサイト: http://tokagemodokinoshippo.com