オトナになってからわかる、深夜徘徊の良さ

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初投稿でいきなり物騒なタイトルで申し訳ないのだが、深夜徘徊というのはここまで素晴らしいものなのか、ということをここに書いておきたい。

しかし最近になってその良さが伝わってきているようにも感じる。コラムニストのマツコ・デラックスさんが深夜の街を散策する「夜の巷を徘徊する」(テレビ朝日系列毎週金曜0:15 – 0:45(木曜深夜))という番組もあるように、深夜にしか見ることのできない街の特別感は着実に人々の心に届いていると思う。

まず感じるのは、「自分が大人になった」という実感だろう。幼い頃クラスメイトと遅くまで遊び呆け門限を破り母ちゃんにひっぱかたれたあの日。夜更かしをして「早く寝なさい!」と叱られたあの日。成人した今ならどんな時間に出かけていっても文句をいう輩は一人もいない。まさに深夜こそ自分が大人になったことを思い知らされる時間帯なのだ。と同時に子供時代に遊んだ遊具やアスレチックなどを見て回ると一気にノスタルジーな気分が込み上げ涙が出そうになるときがある。こうやって、子供だった頃から現在までの成長を自分なりに振り返ることが出来る機会でもある。

第二に、街が日中とは全く違った「顔」を見せてくれることだ。ファミリーで賑わっているいつもの公園が夜になれば景色、様相、佇まい、色、匂いすべてが変わる。大げさなのかもしれないが嘘ではない。ピンと張り詰め洗練された空気はその時間帯にしか味わえないものだ。

筆者はよく音楽を聴きながら散歩しているが、曲の聞こえ方まで変わる。同じ曲でも昼と夜じゃ違った聞こえ方、感情が湧き上がる。新たな発見が生まれる。写真を撮ってみてもいいだろう。そこには昼とは違った景色が切り取れるはず。

醍醐味は夜だけではない、今の季節であれば早朝4時ごろ、朝日が昇り辺りが白けてくるボヤッとしたあの瞬間言葉では言い表せない美しさがある。切なさに似た感情が生まれてくるのだ。

一度騙されたと思って試して欲しい深夜徘徊、あなたの住んでいる街がきっと違って見えるだろう。もちろんではあるが18歳未満の子たちはお巡りさんの世話になってしまうので然るべき年齢になるまで控えて欲しい。これはオトナにだけ許された特権なのだから。

専門学校を休学中...身の周りで起こった出来事や経験をつらつらと。

Twitter: @eggplant8810