薬の飲み合わせの失敗談と、危険な飲み合わせのアレコレ

  by senchakoime  Tags :  

わたしは、もう足かけ20年ほど、持病を患い、ある薬を服用しています。もう症状は、ほとんど沈静化しているものの、今も薬を服用しています。永らくある特定の薬を服用している方なら、お分かりかと思いますが、薬というものには、禁忌、すなわち、併用すると危険なもの、危険な飲み合わせというのがあるものです。病院に行き、薬を処方される際に聞かれる、「今、服用しているお薬はありますか?」という、あの質問です。この飲み合わせ、意外に軽視している方、多いのではないでしょうか。

飲み合わせで、やってしまった失敗談

脅すわけではありませんが、わたしが服用している薬の場合、飲み合わせで注意されたのは、二つ。過剰なアルコール摂取と、なんとグレープフルーツジュース。子供のころ、わたしはグレープフルーツが大好物で、グループフルーツジュースも好んで飲んでいました。とは言っても、医者や家族に黙って、こっそりグレープフルーツジュースを飲んだもので、今も頻度こそ少ないものの、時々、無性に欲しくなって飲んでしまうこともあります。が、その後、何か大きな異常が現われたことはありません。厳密に言うと、グレープフルーツジュースを飲むと、薬の代謝が抑制されてしまい、血中濃度が上昇してしまうようです。

気をつけないといけないのは、もう一つの方。アルコールです。実は、わたしはお酒が嫌いではなく、時々飲むのですが、飲む際は、必ず薬の服用から間を置くことにしています。お酒が翌朝残っている感覚があれば、服用を少し控えるなどして、結構、気にかけています。そこまでするなら、禁酒しろよと言われそうですが、たまに飲みたくなるなんですよ。
が、ずっと以前になりますが、薬を服用した後、それをすっかり忘れてしまい、謝って自宅で、お酒を飲んでしまったことがありました。すぐではないですが、しばらくすると、体験したこともないような、酩酊に襲われ、頭がふらふらに。どうやら、相互に作用が増強されてしまうようです。つまり、少量でもかなり、酔いやすくなってしまうわけです。今思うと、かなり危険なことをしたわけですね。

意外に知らない薬の飲み合わせ

わたしの薬は、それほど多くの人が飲んでいる訳ではないでしょうが、多くの人が飲む薬でも、危険な飲み合わせはあるもの。アルコールは、たいていの場合、危険なので、言わなくてもご存じでしょう。血液の循環をよくしてしまうため、薬の効果を強めてしまうおそれがあります。
他にも、カフェイン。眠気をおさえる、集中力を上げるカフェイン。頭痛を抑える薬や胃腸薬と相性が悪く、心拍数が上がってしまうことがあるようです。
次に、牛乳。カルシウムを多く含んでおり、そのため、カルシウムと反応しやすい薬を飲むと、薬の効果を弱めてしまうことがあるとのこと。
炭酸飲料。その名の通り、炭酸ガスの効果で、胃が酸性に傾くことになります。したがって、風邪薬や胃薬の効果が弱まることがあるよう。
これらの他にも、身近な飲食物と薬の危険な飲み合わせは、意外とあるもの。気になる方は、服用される際に薬剤師の方に、お聞きになるといいかもしれませんね。

まったり生きたいです。文章とかで食べていけたらいいなぁなんて、甘いことを考えている、中年のヲタクです。何でもいいから仕事ください。いや、何でもはまずいですね。

Twitter: @masking_tapes

Facebook: tsuyoshi.moriyama1