きっと人生に役立つ【怒りを抑える】トーマス・ジェファーソンの魔法の言葉

  by あおぞら  Tags :  

4月ももう下旬に入り、5月はもうすぐそこまで来ています。新しい年度は新学年や、新入生、また新社会人として新たなステージに突入している人たちが大勢います。季節も華やいで風薫る五月を迎える時期ですが、みんながみんな充実しているわけではないのが世の常ですね。五月病と言う言葉もありますし、五月には新入社員が自殺するという痛ましい事件も起こってしまうこともあります。

人間の感情でなかなか対処できないのが怒りではないでしょうか。先輩にカチンとくる物言いをする人がいて、学校、大学、職場等の集団の中で、イライラさせられる経験も多いでしょう。でも、残念ながら好き勝手言っている張本人は周りの人たちがその実態を知っているから見て見ぬ振りで、だからこそ張本人はその悪影響に気づくことなく、自由に悪態をついていたりするんです。これは国が違えども人間の性質としてどこも変わらずではないでしょうか。

大人になると理不尽なことをされた上に怒れないってことが多いのです。例えば上司が間違ったことを言っていても、それを訂正していい場合と、しない方がいい場合があるし、自分の責任でもないのに自分の立場が悪くなることなんて五万とあります、もう一回書くと五万とね。

総体的に瞬間湯沸かし器と言われる感情を爆発する人は長い目で見ると人生を損します。若いうちや力があるうちは怒りも個性と好意的にとられることもありますが、感情的であることは大人になると、それが長所になることはなく、短所でもかなり致命的なものになってしまいます。

実は私、毎年この春ごろに怒り心頭になる出来事があり、朝を迎えるまでにムカムカしてしまう事件が勃発してしまうのです!….って言ってもたいしたことではないのですが、私の住まいにスポーツジムが備わっていて年会費を納めると会員になれ、ジムの出入りはカードキーで入室できるのですが、年会費を更新するこの時期に必ずと言っていいほどカードキーが作動しないのです。カードキーが作動するときは緑色のランプが点灯し、作動せず入室禁止の際は無情にも赤いランプが点灯します。

同じビル内と言ってもジムの洋服に着替え、ソックスにスニーカー、そして運動中に読む本まで持参して階下に降りて、カードキーをジムの入り口に充てると年会費を払い更新しているにもかかわらず却下の赤いランプ!しかも、ここ3年同じことばかり繰り返されています。その都度ビルのマネージメントに連絡して状況を話すと、マネージャーは「年会費を払っていないからだろう」と言い「支払っているのなら証拠の銀行から送られてくる小切手のコピーを持参せよ」と言います。このやりとりは風物詩みたいなもので、最初は怒りで抗議していたんですが、これって特にアメリカではエネルギーの無駄で暖簾に腕押しなんです。

オカシイですよ、こちらはキチンと支払いをしてスポーツジムの会員であるから当然ジムに入室できて当たり前!なのにだのに停められ支払いの証拠を見せろ!なんてどの口が言うんだ!って言いたくなっても、こちらが怒った時点で物事はうまくいかないんです。ここで自分の正義を振りかざしてもそれが通用しない場所や人や国もあるんです。

アメリカ合衆国第三代目大統領のトーマス・ジェファーソンの言葉っていいんですよ。

When angry count to ten before you speak. If very angry, count to one hundred.

腹が立ったら、十まで数えなさい。それでもおさまらないなら百まで数えなさい

これを実践することにより、問題は意外にスムースに解決するんです。私は何度も間違いを起こす担当者のオフィスに笑顔で入室し、明るく「実はご存じだと思いますが毎年この時期に同じ問題でやって来ますからね」と言うと、当の担当者は「問題が起きたらこちらに来てもらうようにオフィスがあります」となんだか自分を正当化しているようで、こういういい方はアメリカ人は知恵が回るんですね。でも、こちらは怒らない、怒らない!諸手続きは担当者がパソコンでちょこちょこ入力すると「カードキーは使えるようになりました、暫くしてから使用可です」と言うのでThank you!とオフィスを出るんですが信用なんかはしていません。

その足でジムに行きカードキーを作動しようとするとやはり不可の赤が点灯。それで一旦自宅に戻り運動用のいでたちで再度ジムに行ってもやはり赤。これは想定していたので、やはり驚かない驚かない。その足にでオフィスに行き担当者に「まだ使えませんよ!」と言うと「使えるまでに時間は多少かかるんです」と。しかし、この問答毎年同じなんですよ、笑っちゃうくらい。要するにこの担当者は使える手はずを整えていないんです。それで私の居る前で再度手続きをし、今度は違うパソコンに入力し、そのまま私はジムに速攻移動で『開くかな?』と疑い深くカードキーを使うとようやくの緑のランプ点灯でジムに入れました。

くだらないですよ、日本ではありえないですよ、子供だましのような言い訳をいつもするんですよ。でも怒っちゃいけないんです。

気が短い人がそれを克服すると人生は変わります。劇的には変わらなくても大河の一滴は長い人生に大きな流れを作ってくれます。イライラすると仕事もはかどらず、精神状態も悪くなります。人相だって悪くなっちゃう。美男美女でも怒りの表情は美しくないから、そうでないお顔の方々は推して知るべしです。怒りなんて何の役にも立たない、ただお荷物だけです。

兎に角怒らない、怒らなくなるまで数字を数える!単純なことですが、これだけで人生の感情の飛び出し事故を大いに防げるんですからありがたいんです。

ニューヨークから発信しています