新卒・既卒の就職希望者にアドバイス

  by みね  Tags :  

就職活動が、求人活動がネットがらみのものになったとしても最後は「人対人」の関係性がものをいうでしょう。ネットを通した求人票の公開ではなく「紙媒体」として求人票を企業側が学校側に提出をしていれば、それは「その学校の学生に入社してもらいたい」という強い意志の現れであると思います。ネットを介した求人票の公開もあればよりその意思は強くなるでしょう。

これは、就職希望者側にとってはチャンスが広がっているということになります。

こうした状況にも関わらず(新卒・既卒の人にこうした実情を理解しろという人がいますが、右も左もわからない人に理解しろというのは難しいことでしょう)「応募書類の提出を……」となると躊躇してなかなか提出してこなかったり、「応募書類を揃えるのが……」と応募することすら止めてしまうことが多いように見受けられます。応募するだけの魅力が足りない企業側の責任も大きいかもしれませんが、先に述べたような形で求人票を提出していることは「是非、入社してもらいたい」という気持ちでいるのだから、積極的にチャレンジしていくべきでしょう。

これからの時代、恐らくは新卒求人の枠は減っていくでしょうからチャレンジ精神を持って前に進んでいかない限り道は開けなくなっていくような気がします。

履歴書を書くのは手間がかかり日付を入れてしまえば他の企業で使用することができない。成績証明書や卒業見込証明書・卒業証明書の取得費用だって累積すればかなりの金額になってしまう。書類の発送費用、企業に赴く交通費……個人にかかる負担はかなりのものになるでしょう。

こうしたことに加えて内定が出ないことによるあせり、親からのプレッシャー、現実を知らない人間の心無い発言……物心ともに負担は尋常じゃないと思います。

だから、容易く「頑張れ」なんて言うことはできない。

「前に進むしかない!」としか言えない。

大変かもしれませんが、チャンスは広がり、社会経験も積めることにもなると思いますので(書類の書き方、提出の仕方、反応があった際の対応)新卒・既卒の方には「応募書類出してね」と企業側から投げかけられたら出しておくべきだと言いたいです。
書類を提出しないのってもったいないと思います。

1977年生まれ就職氷河期世代の人間。挫折と苦労を重ねてきた都内中小企業総務人事職として働く正社員独身実家住まいの独身男性。ブログとTwitterもやってます。

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