電車内での会社員の会話から感じたこと

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電車内での会社員の会話から感じたこと

シブシブ仕事で外出した電車内での出来事。

目的地に向かう電車内で年配者4人組が乗車し、私の席の隣にそのうち2名が座りました。会話を聞いた中でしかわかりませんが、某電機メーカーの工場の方達のようで前年度4月新卒入社社員に対する愚痴を周りに迷惑をかけるくらいの大きな声でこぼし始めました。

「こないだよーちょっとしかったらよー辞めるとか言い出すんだよー」
「あいつそんなこと言ったの? 」
「だからよー言ってやったんだよーあと2ヶ月もしたら新人が入ってくるんだからよーそんな仕事すんなよーって意味でしかってんだよー」
「でさあ、書類の中身を(PC上で)確認したらよ、まともにできてねえんだよー。まいっちゃうよなあー」

……話を聞く限りでは指導すべき立場の方達のようでした。
中身が伴った仕事をしてこなかったのは貴方達の責任では? と感じつつ目的地についたので下車しました。

帰りの電車内では、採用支援会社の方達らしい人達が仕事の話をしていました。

「○○の面接はいつやるの?どういう風にやる?」
「講習の内容はどうしようか?」

1人は会話の声は野太かったのに携帯での声は女性になっていた仕事ができる雰囲気を持った女性の方でした。もう1人は、まだ20代くらいでで女性と比較すると弱弱しい感じのする男性の方でした。上司と部下の関係のようでした。女性の方は電車内でも構わずに携帯をかけまくり、メールをばんばん打ちつつテキパキと男性に指示を出しつつ、「今日の○○での△△はこうした方がよりいいと思う」と指導もしていた。

目的地に向かう電車内で遭遇した年配者の方々も、自分達の仕事場では後輩の指導をしっかりと行っていると思いますが話を聞いた限りにおいてはなかなかできていないように見受けられました。帰りの電車内で遭遇した、採用支援会社の上司・部下と思しき2人組に関してはこうした場面に遭遇したからかもしれませんが、監督・指導というものがちゃんと行われているように思えました。

マナーの悪さにも目はいきましたが、どちらのケースも新人指導に関することでしたのでしたので、新人・後輩指導というものは「どこまで行うべきか」判断に苦しむものであると考えさせられました。しかし、「新人が育たなければ、組織の発展に繋がらない」「組織の発展に繋がらないということは、先輩社員達の今後にも影響が出てくる」ような気がしてなりませんでした。
……身近な問題に関して考えさせられましたが、それよりも「電車内で周りを不快な思いにさせるような行動をするなよ! 」という気持ちの方が強かったかもしれません(笑)

1977年生まれ就職氷河期世代の人間。挫折と苦労を重ねてきた都内中小企業総務人事職として働く正社員独身実家住まいの独身男性。ブログとTwitterもやってます。

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