【通勤読書】6:平成よっぱらい研究所

<『平成よっぱらい研究所』 二ノ宮知子>
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この本は、かつて、呑んだくれていた頃に本屋で出会いました。「こんな呑み方、もうやめなきゃ・・・」と思いつつ、弱いくせに、呑む。翌朝、「いいかげんにしなよね!」と友人に怒られつつ、また、呑む。という日々を送っていた頃、手に取った本です。桜が咲きそうだったり、通勤電車で花束を持った人を見かけるシーズンだったりするので、久しぶりに読み返してみました。
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内容は、二ノ宮所長を中心にして、数々のよっぱらい伝説が築かれていく様を記録したドキュメンタリーです。大好きな作家さんですが、勇気を出して言います。「出てくる人、バカばっかりです!」しかし、よっぱらいとはそういうものです。呑み過ぎて、失うものもたくさんあります。所長が失くしたものリストのページでは、胸に手を当てながら、切ない気持ちになりました。
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現在は、呑んだくれも卒業し、「いいかげんにしなよね!」と怒ってもよい立場になりました。でも、なんとなく、怒れない。今、「わかる、わかる」と思った方は、すっかり落ち着いた元ヤンキーが卒業アルバムをめくる感覚で読んでみてはいかがでしょうか。ジャンジャンバリバリ呑んでいた、あの頃の自分を見つけることができるかもしれません。
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(写真は著者撮影)
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◎関連リンク
・祥伝社サイト『二ノ宮知子』
http://www.shodensha.co.jp/fy/box/ninomiyatomoko.php

WEB作家と会社員の兼業。AmazonKindleにて小説発売中。わりといい年齢の社会人女です。電子書籍で百合作品を読む人を少しでも増やせたらと活動中。ご贔屓に。

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